東京商工会議所 検定試験
ビジネスマネジャー検定試験
企業組織の要である管理職(マネジャー)の土台づくり
管理職(マネジャー)は、企業と社員の結節点として、事業分野や企業規模を問わず”経営ビションの伝達・浸透”や”事業戦略の策定・遂行”、”チームのモチベーションと結束力の向上”、”人材育成”などといった多様かつ重要な役割を担っています。まさに企業の浮沈の鍵を握る要の存在です。
それだけに、マネジャーの任を果たすことは容易ではなく、高い能力が要求されます。また企業にとっても、優秀なマネジャーを育成することは不変の最重要課題です。
一方、時代の変革のスピードはますます速くなり、ダイバーシティ(人材の多様性)も深化する中、これまでの業務経験だけに頼るマネジメントでは対応が困難な時代が到来しています。
新たな目標にチャレンジするときや自分のチームに問題が発生したときに、ゼロから理論や手法を学び始めるのでは対応が遅く、取り残されてしまうでしょう。
そのため、マネジャーはマネジメントに関する総合知識を身につけることが不可欠となっています。換言すると、マネジャーが成果<アウトプット>を出し続けるためには、マネジメント知識を継続して習得<インプット>しなくてはならない時代であるとも言えるでしょう。
ビジネスマネジャー検定試験は、マネジャーとして活躍が期待されるビジネスパーソンに対し、その土台づくりのサポートを目的とし、「あらゆるマネジャーが共通して身につけておくべき重要な基礎知識」を効率的に習得する機会を提供します。
“チームとして成果を出す”マネジメントに必要な知識
マネジャーのミッションは「チームとして成果を出すこと」です。
ビジネスマネジャー検定試験では、そのミッションを果たすために必要な知識を大きく3つのカテゴリーに分類し、多岐にわたる実践的な知識を体系立てて学習できるよう、分かりやすく整理しています。
カテゴリーは、コミュニケーションや人材育成、チームビルディングなどを学ぶ「人と組織のマネジメント」、事業管理や課題に応じた戦略の立案などを学ぶ「業務のマネジメント」、リスク管理やコンプライアンス、メンタルヘルスやハラスメントの職場管理を学ぶ「リスクのマネジメント」に分類し、ビジネスの実践の場で必要不可欠な知識や情報を網羅しています。
詳細は東京商工会議所の検定試験情報「ビジネスマネジャー検定試験」をご覧下さい。
環境社会検定試験(eco検定)
環境に関する技術やモノづくりは日々研究が進み、 社会としてのシステムづくりも着々と進められています。 しかし、それらを動かし、享受するのはまさに“人”です。 環境に対する幅広い知識をもち、社会の中で率先して環境問題に取り組む“人づくり”と、 環境と経済を両立させた「持続可能な社会」を目指すのが「環境社会検定試験(eco検定)」です。 エコ検定は資格ではなく、検定試験です。 環境の専門家向けではなく、生活者として必要な基本知識を学ぶための制度です。
詳細は東京商工会議所の検定試験情報「eco検定試験」をご覧下さい。
ビジネス実務法務
近年、様々な企業不祥事が相次ぎ、新聞やテレビで大きく取り上げられるようになりました。 企業不祥事が明るみになると、法的な代償だけでなく、大きな社会的制裁も受けることになり、 企業の営業活動に多大な損害をもたらします。 これは自社の利益を優先するあまり、法令遵守の意識が希薄になってきたことが大きな原因と考えられます。
そこで、業務リスクを素早く察知し、法的にチェックし、問題点を解決に導くコンプライアンス能力が 求められるようになってきました。
現在では、多くの企業が「倫理憲章」や「企業行動基準」等を定め、 全社員に周知させ、不正や不祥事を未然に防ぐための活動を行っています。 コンプライアンスは管理職や法務部門だけの問題ではなく、 いまや企業内で働くすべての従業員にとって必要不可欠な能力となっています。
このコンプライアンス能力を高めていくための基礎となるのが「ビジネス実務法務検定試験」です。 実践的な法律知識を体系的・効率的に学ぶことができ、企業内で推奨検定にしたり、 人事評価の考にする企業も増えています。
ビジネス実務法務検定試験の更に詳しい内容については東京商工会議所の検定試験情報「ビジネス実務法務検定試験」をご覧下さい。
福祉住環境コーディネーター
福祉住環境コーディネーターとは、高齢者や障害者にとって安全で快適な住まい作りを考え、 より良い住環境を提案するアドバイザーです。 建築、コーディネート、デザイン、色彩、福祉、医療、保健などの専門知識、 また各専門家との連携などといった幅広いスキルが求められます。
検定試験の詳細については東京商工会議所の検定試験情報「福祉住環境コーディネーター検定試験」をご覧下さい。